- 【アルバム名】
- UNA MAS (BLUE NOTE)
- 【リーダー名】
- KENNY DORHAM (1963/4/1)
- 【パーソネル】
- KENNY DORHAM (tp) JOE HENDERSON (ts) HERBIE HANCOCK (p)
- BUTCH WARREN (b) TONY WILLIAMS (ds)
- 【収 録 曲】
- UNA MAS (ONE MORE TIME) / STRAIGHT AHEAD / SAO PAULO /
- IF EVER I WOULD LEAVE YOU
- 【内 容】
- 今、会社の事務所に「ぴよぴよ」と鳴る棒のようなものを持ったおじさんが入っ
てきました。一瞬「変質者、乱入か?」と思って緊張しましたが、火災報知機の点検だ
ったんですねー。しっかり働けよ!
-
- さて、おかげさまで大盛況の「塩サバ掲示板」、私が昼食から帰ってきてチェッ
クしてみると、なんと「鰻鱒」さんの書き込みがリーチ!私が「お願い、見逃して!」
と泣いて懇願したのにもかかわらず、ヒロシくんったら「私が直す!」なんて言いなが
ら「投稿」しちゃうんだもん。アンタ、鬼や、悪魔や。アースが生んだ?それはマグマ
。あわれ鰻鱒さんのカキコ、「次のページ」の彼方へ消えてしまいました。
-
- 書き込みは 書いたと思ったら消えてしまい 2度と取り戻すことはできない
-
- ってエリック・ドルフィーも言ってたしぃ。
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- 絵里「工藤おる?」 不意に工藤宅を訪れる絵里、23歳
-
- 絵里ちゃん、ちょっぴり関西人。なんでもいいけど隣の席のおじさん、独り言はや
めてね。気が散って原稿がはかどりません。で、消えてしまった鰻鱒さんのカキコなん
ですが、このまま消えてしまうにはあまりに惜しいので、「もう一度」ここに一部を抜
粋して掲載してみましょう。そのほうがボクもラクできるしぃ。掲示板で見そこねて、
しかも「次のページ」をクリックしてまでして見る気もしないなあ、なんて思っていた
人は今すぐブックマーク!さ、これからは寂しくなったらいつでも鰻鱒くんに会えるね
っ♪
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- > 『ぼくも好き好き、小島麻由美』 投稿者:鰻鱒 投稿日:10月06日(火)21時40
分50秒
-
- > やあ、みんな。ぼく、鰻鱒。名前は厳めしいけど、好きな食べ物は、釜飯ぃ。年
齢はね、それは、ひ・み・つ、Uhuhuhu。
- > でも、ぼくって、調和鴨の間隔、もとい、超若者感覚のヤング鰤鰤ってゆー感じ
。(中略)
- > 兎も角恥じ掻く其れは扠措き、ウン・ポコ・ローコのことなんすけど、ぼくら子
供の頃、よく遊んだもんすけどね、
- > 「○○ポコ6個6気筒DOHC3000CC400馬力怪物マッシ~ン」とか言っちゃっ
て、って、これはたった今作った与太話ですぅ、
- > ごめんなさいです。捏造でした。鬼瓦?それは権造。桜?金造。あっ!土中から
化石が!それはナウマン象。(以下略)
-
- いや、鰻鱒さんが言いたかったのはこっから先の部分だったのではないか?という
気がしないでもないのですが、本当に伝えたい事は他人には伝わらないものである、と
いうのが「世のならい」でして。酒飲んで?それは酔っ払い。置き引き?それは掻っ払
い。「釈迦牟尼」の尊称?それは釈迦如来。しかし短い命だったなあ、この書き込み。
その後、がまだす!@うなます(敬称略)→塩サバ1号→鵜鯰まりや@10号→さんま¥
98→さんま¥98→デヴィット・”パシリ”鰈→志摩子@16歳の夏→ごんあじ→鵜
鯰まりやと書き込みが続き、私が直す!@ヒロシくんが「とどめ」をさしたのが
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- 投稿日:10月07日(水)12時37分43秒
-
- 享年、14時間56分53秒の、はかなくも美しい生涯でありました。鰻鱒さん、
ONE MORE TIME!(この原稿がアップされる頃には再登場していることを
切望します。)
-
- @ そんなわけで、今日は『ウナ・マス』。言わずと知れたケニー・ドーハムの
人気盤です。あ、ごんあじさま、
-
- > さて、鰻ですが昔我が家では鰻を飼っておりました。なかなか、かわいいやつで
した。
-
- って、根っからの水産系のご家庭なんですね。その、かわいいウナちゃんが天寿を
まっとうされたのか、はたまた「かば焼き」になっちゃったのか、気になるところです
。おいしいもんなぁ、かば焼き。太田くんも大好き。(←それはカバ。)いじめるのは
やめたまえ!(←それは庇う。)ドーハムのアルバムにしてはサイドマンがちょっぴり
異色ですね。後に、かの名盤『ページ・ワン』で共演することになるジョー・ヘンダー
ソンはこれがレコード・デビュー作。ジョー・ヘンにとってドーハムは親分というか、
兄貴分というか、カナブンというか、微分積分いい気分~♪という関係にあたるわけで
す。加えてハービー&トニーのコンビで、ずいぶんまた新主流派っぽいメンバーを集め
たもんですね。ハムちゃん、もうやる気まんまん!という姿勢はアルバム冒頭のタイト
ル曲「ウナ・マス」から充分に伺われます。当時、アメリカのジャズ界ではブラジル生
まれのボサノバがはやっておりましたが、これはボサノバというよりジャズ産婆、いや
、ジャズ三羽、いや、ジャズ産馬ですね。イントロのハービーがとってもファンキーで
す。ハムちゃんとヘンちゃんがユニゾンで吹くテーマは、いかにもドーハムらしいラテ
ン風&哀感のあるメロディです。この時期のドーハムのBN盤にはこれとよく似たメロ
ディのオリジナルがよく出てきますね。これを専門家の間では「ドーハムのウナ・マス
時代」、略して「ハムマス時代」と呼んで、よく知床半島などで見られます。(←それ
はハマナス。ちなみにイスラム教原理主義組織はハマス。)ところでハマスってイスラ
ム教原理主義組織でよかったっけ?と思ってYAHOOで検索してみたら1件だけあり
ました。
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- > 「ベイ・アーツ・プロダクツ」:新しいヨコハマスタイルの発信をテーマにコン
ピュータ(マッキントッシュ)の講習会、オリジナルCDの録音、経路エクササイズ教室案
内等の情報を提供。
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- これは違う!さて、ウナ・マス。15分を越える大ブローイング大会。“静かなる
”ケニーの最も派手で元気な演奏である、なんて言われる一方、「はしゃぎすぎ」とい
う評も。いいじゃん、たまにはハメはずしたって。とハメネイ師も言っておりました。
けっこうハイノートなんかも駆使しちゃって、バーなんかへ行くと必ず「こちら、お静
かね。」と言われるタイプのハムちゃんも、ここぞとばかりに吹きまくっております。
ジョー・ヘンはレコード・デビュー作にして、早くもあの独特の「うねうねテナー」を
カマしてくれます。クールなハービーもハメをはずして楽しそうにピアノ弾いてますね
。大いに盛り上がって、ああ楽しかったなー。なんて言ってお茶などすすっていると、
「うなー、ます!」(もう1回!)という掛け声がかかって、再び演奏が再開します。
いいじゃん、演ってる本人が楽しければ。
-
- 2曲目の「ストレート・アヘッド」はストレート・アヘッドな曲。ま、単純な「
同じ音の繰り返し」なんだけど、ま、いっか。ドーハムのソロにはちょっぴりモード奏
法的なところもあります。1曲目ではラテンのノリであったせいか、ビリー・ヒギンズ
みたいだったトニーもここでは「らしい」ドラミングを聴かせてくれます。が、この曲
の最大の聴きものはやっぱりジョー・ヘンのソロですね。これは圧巻です。人肌でね。
それは熱燗。とくに4分46秒付近からのフレーズはとってもいいと思います。ハービ
ーのソロも上出来。「ノリノリやん!」だけのタイトル曲よりも完成度は上かも知れん
です。3曲目の「サン・パウロ」は哀感に溢れたイントロがいいです。テーマ・メロデ
ィもドーハムらしいです。以上。昔ながらのドーハムを聴くならCDおまけ曲の「イフ
・エヴァー・アイ・ウッド・リーブ・ユー」がよろしい。「疲れるタイプ」の演奏が続
いた後の一服の清涼剤。元気なドーハムもいいけど、やっぱりコレだよなぁ。なんてつ
ぶやきながら渋茶をすする日本の秋。お茶うけには、ちょっぴり皮のシケった「手作り
最中」でも食べようっと。
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